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ライター:咲聖美のプロフィール

咲聖美

韓流ドラマは1話を見るとやめられなくなる、という中毒性がありますよね。ものすごい大逆転劇が多く、胸がスーッとするストーリーなのでそれを見るまで見続けるのです。感動ポイントをしっかりおさえているので、涙が止まらなくなる、とか毎回泣いちゃう、ということも多いので、やっぱり韓流ドラマはやめられません。

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『麗 第14話』twitterの反響


ワン・ソとワン・ウクを助けたくて取ったヘ・ス行動が裏目に出てしまっている気がします。
ワン・ウクならタイムスリップのこともきっと信じてくれるから、全部話してみんなで解決策を練ってほしいと視聴者の多くが思っているかもしれません。


不穏な空気が漂い始めていた人間関係が一気にこじれた気がします。
ヘ・スが自分の二の舞にならないように、皇子であるワン・ソとワン・ウクにすら厳しく接するオ尚宮の愛情だけが救いなのですが、それはそれで話をこじれさせてしまいそうで不安でもあります。


またも母親からひどい仕打ちを受けた上に、ヘ・スにまで拒絶されたワン・ソが本当にかわいそうでした。
以前キスしようとしたときはヘ・スが怖がっているのを見てやめたワン・ソでしたが、今回はヘ・スの様子を気遣う余裕すらなくなってしまっていたようです。
今まではワン・ソのもろい精神力をヘ・スが支えていたようなものなので、ヘ・スが揺れた瞬間、ここまで崩れてしまうのだと恐怖すら感じてしまいました。


衝撃発言すぎて最初は頭がついていきませんでした。
かなり物騒な発言ではあるのですが、暴走気味のワン・ソが「ペガだったら認める」と言うほどに、ワン・ソのペガへの信頼は厚いようですね。
ペガまでもがワン・ソから離れていく展開にならないことを心から祈ります…。


最近一人で思いふけるシーンが多くなっていたワン・ウク。
まさかとは思っていましたが、こういう展開になってしまうとは…。

麗14話のあらすじ(ネタバレあり)

ヘ・スはワン・ソを拒絶しますが、ワン・ソは強引にヘ・スを皇宮の外に連れ出してしまいます。
追いかけるワン・ウクとワン・ジョン。
ワン・ソへの敵対心を強めたワン・ウクは、ついにヘ・スに求婚します。
けれど密会しているところをオ尚宮に見つかってしまい――。

麗14話の胸キュン度

・胸キュン度★★★★★
ワン・ソとヘ・スのキスシーン。
拒絶されてもひたすらにヘ・スを求め続けるワン・ソには少し恐怖すら覚えますが、それでも強引にキスするシーンにはときめいてしまいました。

・胸キュン度★★★★★
ワン・ウクがヘ・スにプロポーズするシーン。
強引なワン・ソからの優しいワン・ウクのプロポーズ…。
これでときめかないわけがありません。
ただワン・ウクがもっと早く決心していれば、ヘ・スも素直にうなずけたのにとも思ってしまいます。

麗14話の推しどころ

見所の多い麗14話でしたが、人間関係や勢力図が一気に変わったことにも注目です。
ワン・ヨはワン・ソに地位を奪われ、ワン・ウクのワン・ソへの敵意が確信に変わり、ヘ・スはワン・ウクからの求婚に素直にうなずけない状況になってしまいました。
そんな中でも皇帝の座をあきらめていないワン・ヨやヨナ皇女、皇后 ユ氏が今後どのように動くのか、そして皇宮にいながらも勢力争いに参加していないペガやワン・ジョンがどちらにつくのか、まだまだ怒涛の展開が続きそうです。

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ワン・ウンの決意

「ウソだ。第一夫人だとしても断っただろう?」
図星だからか第10皇子ワン・ウン(EXOベクヒョン)の言葉に黙るしかないヘ・ス(IU)。
悲しそうに座り込んだワン・ウンを、ヘ・スはなんとか励まそうとします。
「ウン皇子様と一緒にいると楽しいです。感情を素直に表す皇子様と一緒にいるときは、心の底から笑って泣いて、怒ることができました」
私を好きだったかと尋ねたワン・ウンに、ヘ・スは「今でも大好きです」と答え、部屋を出て行きました。
何かをぐっと堪えるように眉をひそめたワン・ウンは、自ら部屋を出て婚礼の場へと向かいました。

恐ろしい未来

夫婦となったワン・ウンとパク・スンドク(チ・ヘラ)を囲み、楽しそうな皇子たち。
第4皇子ワン・ソ(イ・ジュンギ)は実のなる木を贈ったと話します。
「夏は木陰で涼み、秋は実を味わうといい」
他の皇子たちと一緒に声を上げて笑うワン・ソ。
遠くからその姿を見つめていたヘ・スの脳裏に、また不思議な光景が浮かびます。
それは剣で斬られて倒れるワン・ウンと、血を浴びながら笑うワン・ソの姿でした。
動揺したヘ・スは、慌ててその場を逃げ出します。

ヘ・スの忠告

逃げ出したヘ・スは、足がもつれて転んでしまいます。
追いかけてきた第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)が慌ててヘ・スに駆け寄りました。
ワン・ウクの服を握り締めたヘ・スは、震える声で告げます。
「ソ皇子様にご注意ください。避けるのです。対立してはなりません。でないとみんな死にます」
どういうことなのかと問うワン・ウクに、ヘ・スは「外に出たいです。皇宮から離れたいです」と泣きながら訴えました。
私が出してやると、震え続けるヘ・スを強く抱きしめたワン・ウク。

捨てきれない想い

晴れて夫婦となったワン・ウンとパク・スンドクですが、ワン・ウンはいきなり「婚礼は挙げたが夫婦と認めたわけではない」とスンドクを突き放します。
自分はこれまで通り暮らすから文句を言うなと吐き捨てて寝台に寝転がったワン・ウンに、スンドクは何も言い返せません。
けれどスンドクは想いを寄せていたワン・ウンと夫婦になれただけで幸せだと言うように、寝台の脇の床で眠りにつきます。
そんなスンドクを申し訳なさそうに見つめ、まだ捨てきれないヘ・スへの想いを胸に、膝を抱えるワン・ウン。

逆転した立場

新たな役目を与えると、太祖 ワン・ゴン(チョ・ミンギ)に呼び出されたワン・ソと第3皇子ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン)。
ワン・ヨは松嶽(ソンアク)を離れ、各地の浦(ポ/脱穀を保管する水路交通の要地)を見回るように命じられます。
浦では脱穀を狙う盗賊が頻出しており、昨年には派遣された官吏が殺される事件まで起きたと言うワン・ヨに、だからこそ皇子自らが取り組まねばならないのだと太祖 ワン・ゴンは述べました。
従者は最小限にして行けという太祖 ワン・ゴンの言葉に、不服そうにうなずくワン・ヨ。
代わりにこれまでワン・ヨが任されていた軍需品の管理は、ワン・ソに任されることになりました。
陛下が自分を捨てたのだとショックを受けたワン・ヨは、チェ・ジモン(キム・ソンギュン)に噛みつきます。
「正胤(チョンユン)を妬むのはやめて、ご自身の座を見つけなさい」
チェ・ジモンの忠告に、ワン・ヨは「私の座が果たしてどこなのか、しっかり見ておけ」と言い捨てて立ち去ります。

家族の団らん

皇后 ユ氏(パク・チヨン)から食事に招待されたワン・ソ。
「こんな日を待っていた。過去は水に流せ」
そう言って皇后 ユ氏はにこやかにワン・ソを迎えます。
ワン・ヨと第14皇子ワン・ジョン(ジス)と共に食卓についたワン・ソは、今までとは異なる母とワン・ヨの態度に戸惑います。

裏切られたワン・ソ

「私の役目を引き継ぐということは、正胤(チョンユン)と一緒にいる機会が増えるな」
突然切り出したワン・ヨの言葉に、ワン・ソは自分が招待された理由を悟ります。
「やはり私に頼み事が?」
「正胤(チョンユン)を殺せ。私のためならできるだろう?」
冗談はやめてくださいと言うワン・ジョンに、ワン・ヨは自分以外の者が皇帝になれば、自分たちは殺されるかもしれないのだと説明します。
正胤(チョンユン)を殺害しても良いが、その後は自分が皇位に就くと告げるワン・ソ。
思いがけないワン・ソの発言に皇后 ユ氏は激怒します。
「ヨこそが天が選んだ皇帝の器だ! わきまえろ!」
そんな母の様子を見て冗談だと笑い飛ばしたワン・ソに皇后 ユ氏も言い返します。
「お前が祭主に選ばれたのは失敗したときに切り捨てられるからだ。父に利用されたとも知らず…」
ワン・ソのことを鼻で笑った皇后 ユ氏に、すべて承知で引き受けたのだとワン・ソは言い返します。
ワン・ソはそのまま、二度と来ないと言い捨てて部屋を出て行ってしまいました。

ぼろぼろの二人

強気に振舞ったものの、母からの仕打ちにショックを隠せないワン・ソ。
ふらふら歩いて辿り着いたのは、ヘ・スの部屋の前でした。
ヘ・スがいるであろう建物を眺めるワン・ソ。

一方ヘ・スは、部屋で膝を抱え、震える体を必死に抑えようとしていました。
居ても立っても居られず、外の風に当たりに部屋を出たヘ・ス。
そこにワン・ソがやって来ました。

ヘ・スを求めるワン・ソ

おびえて逃げようとするヘ・スを引き寄せ、後ろから抱きしめたワン・ソ。
「少しだけ、このままで…疲れたんだ」
そう囁いたワン・ソの腕から無理やり抜け出したヘ・スは「嫌です。皇子様が怖いです」とワン・ソに伝えました。
以前は怖くないと言ったではないかと傷つくワン・ソ。
「変えられると思ったけど違った。皇子様はすべてをぶち壊します。遠くへ行ってください!」
「お前まで私を遠ざけようとするな!」
ヘ・スだけはそう言わないでくれと懇願するワン・ソ。
「お前は…”私の人”だから」
否定するヘ・スに、ワン・ソは「私から離れることも、死ぬことも許さん」と無理やりヘ・スに口づけました。
必死にワン・ソの肩を叩いて抵抗するヘ・ス。
唇を離したワン・ソは、ヘ・スが泣いていることに気づき呆然とします。
突然ヘ・スの腕をつかんだワン・ソは、ヘ・スを馬に乗せて皇宮の外に連れ出しました。

ヘ・スの危機を知ったワン・ウク

馬で走り去る二人の姿を目撃したワン・ジョンは、慌ててワン・ウクに知らせに行きます。
女官が皇宮の外に出るわけがないと、焦りを抑えるワン・ウク。
「ソ兄上が力ずくで連れ出したはず。見つかればス姉上だけが殺されます!」
一緒に探そうと言うワン・ジョンに、ワン・ウクは自分一人で探すから皇宮に戻るようワン・ジョンに命じます。
「お気遣いはうれしいですが嫌です」
引こうとしないワン・ジョンに、ワン・ウクも考えを改めてうなずきます。
「そうだな。そなたを子供扱いしていた。すまない」
一緒に探そうと駆けだしたワン・ウクとワン・ジョン。

ワン・ソの本音

皇宮を出たワン・ソは、ヘ・スを連れて海辺に来ていました。
「このまま逃げるか? 望むならそうしてもいい」
朝日を眺めながらヘ・スに問いかけるワン・ソ。
「私はいつも去る側だった。去るべき理由が分からなかった。私は不吉な人間でもないし、むやみに獣や人を傷つけたこともない。それでも私は去るべきか?」
穏やかに問いかけるワン・ソの姿を見たヘ・スは、なんとか自分に言い聞かせようとします。
「(私が見たのはきっと幻想よ。恐れずに彼の幻想を止めなきゃ)」
「皇宮から離れた場所で心穏やかに暮らしてほしい」と告げたヘ・スに「お前が一緒に来るなら」と返すワン・ソ。
「私は女官です。皇宮から出られません」
「なら行かない」
どうすればいいのか分からず困り果てるヘ・ス。

ヘ・スの好きな人

ついにヘ・スは決意を固めました。
「私には好きな人がいます」
「ペガか?」
そう聞かれ、否定したヘ・スに「相手がペガでないのならいい」と言うワン・ソ。
「ペガ以外なら殺すかもしれないが」
その言葉にヘ・スは驚き、動揺します。
「私は皇子様を助けたかっただけで、皇子様の心までは望んでいません」
「なら私から逃げろ」
ワン・ソは懐から取り出したかんざしを、無理やりヘ・スの手に握らせました。

追いついたワン・ウク

ヘ・スとワン・ソが皇宮に戻る途中、追いかけてきたワン・ウクとワン・ジョンに出くわしました。
ワン・ソと一緒にいるところをワン・ウクに見られたことに動揺するヘ・ス。
皆に知られないうちに早く皇宮に戻ろうとワン・ジョンが近づきますが、ワン・ソはヘ・スを渡そうとしません。
「連れ出した私が皇宮へ戻す」
「一緒にいるところを見られたらもっと大ごとになる」と、怒りをあらわにするワン・ウク。
ワン・ウクとワン・ソの衝突を避けたいヘ・スは、とっさにワン・ソと一緒に行くと口にしました。
「ソを選ぶと?」
静かに尋ねたワン・ウクに、ヘ・スは震える声で「はい」と答えます。
「今回だけだ。このように見逃すのは」
二人を見送ったワン・ウクは、ワン・ソの背をにらみつけながらつぶやきました。

オ尚宮の心配

いなくなったヘ・スのことを心配そうに探していたオ尚宮(オ・スヨン)。
自分が連れ出したのだと言うワン・ソに、オ尚宮は厳しい目を向けます。
「ソ皇子様が一緒だと、あらぬ疑いをかけられます」
オ尚宮の言葉に、ワン・ソは「あとを頼む」とその場を立ち去りました。
ワン・ソの姿が見えなくなった後、オ尚宮はヘ・スを叱責します。
「お前の親切な配慮が皇子様の心を乱した」
「皇宮では誰にも心を許すな。でなければ死ぬ」と怒るオ尚宮に、ヘ・スは「私はどうすればいいのでしょうか」と弱弱しく尋ねます。
「ソ皇子様の心変わりを待つしかない」
オ尚宮の回答に、どうすることもできず落ち込むヘ・ス。

ワン・ウクをそそのかすワン・ヨ

弓の稽古をするワン・ウクとワン・ヨ。
ワン・ヨの矢は的の中心を射止めますが、ワン・ウクの矢は中心とは程遠い場所に刺さります。
「お前が的を外すとは珍しい。標的を思い浮かべないからだ」
矢を射るときは常にワン・ソの顔を思い浮かべると言うワン・ヨ。
「標的は明白でないといけない。私が留守の間に考えておけ。誰を的にすべきかをな」
自分とワン・ウクは意外と合う面が多いはず、と不敵に笑いワン・ヨは立ち去ります。
一人になったワン・ウクが放った最後の矢は、見事に的の中心に突き刺さりました。

ワン・ウクからの求婚

いつもの洞窟で密会するヘ・スとワン・ウク。
「怒ってますか?」
黙りこくっているワン・ウクに、ヘ・スはおずおずと尋ねます。
怒っているのではなく、心が痛むのだと言うワン・ウク。
「私はそなたを茶美園(タミウォン)から出せずにいたが、ソはすぐに外に連れ出した」
そしてワン・ウクは、ヘ・スとの婚姻を陛下に願い出ると告げます。
「そなたと黄州で暮らしたい。妻にできなかったことをしてあげたいのだ」
ワン・ウクはヘ・スを真っすぐに見つめ「伴侶になってくれ」と告げました。
「(この人は変わらない。私を傷つけないはず。この人となら幸せになれるはず)」
そう思うヘ・スですが、もし光宗(クァンジョン)がワン・ウクを殺したら、という不安がぬぐい切れません。
返答を悩むヘ・スの頬にそっと手を添えるワン・ウク。
「私のことを嫌いになったのでないなら答えて。私の妻になってくれ」

暴かれた密会

ワン・ウクが再度求婚の意思を告げたとき、オ尚宮が現れました。
「密会が知られれば、誰が先に犠牲になると?」
慌ててヘ・スをかばおうとするワン・ウクに、厳しい現実を突きつけるオ尚宮。
「ここは封鎖します」
女官と通じた者は身分に関係なく罰せられると告げ、オ尚宮はヘ・スを連れて外に出て行きました。
どうすることもできず立つ尽くすワン・ウク。

麗14話の挿入歌・ロケ地

流れに翻弄されるしかないヘ・スがもどかしい麗14話。
そんな麗14話の挿入歌とロケ地をチェックしてみましょう!

麗14話の挿入歌

・私の心の声が聞こえますか/Epik High Feat.イ・ハイ
⇒ヘ・スへの想いを捨てきれず悩むワン・ウンのシーン
・風/ジョン・スンファン
ワン・ソがヘ・スにキスをするシーン
・My Love/イ・ハイ
⇒海辺で朝日を眺めるヘ・スとワン・ソのシーン

麗14話のロケ地

・皇宮(扶余 百済文化団地)
・茶美園(タミウォン)(水原考園公園 粤華苑)

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