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ライター:咲聖美のプロフィール

咲聖美

韓流ドラマは1話を見るとやめられなくなる、という中毒性がありますよね。ものすごい大逆転劇が多く、胸がスーッとするストーリーなのでそれを見るまで見続けるのです。感動ポイントをしっかりおさえているので、涙が止まらなくなる、とか毎回泣いちゃう、ということも多いので、やっぱり韓流ドラマはやめられません。

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『麗 第18話』twitterの反響

なぜまた仮面をつけたんだろうと気になっていたのですが、そういうことだったんですね。
また、辛い環境に置かれていても真っ先にワン・ソの顔の傷を心配するヘ・スを見て、まだ強くて優しいヘ・スのままだと分かって安心しました。

あんなに前向きで明るかったヘ・スの弱りきった姿に、視聴者まで精神的に滅入ってしまいそうになります。
それでもワン・ソのことを心から心配し、自分を裏切ったワン・ウクを責めないヘ・スはやっぱり強い女性ですね。

これまでも太祖 ワン・ゴンは皇帝としての顔だけでなく、ワン・ソとのかかわりに悩んだり、一人の父としての顔もよくのぞかせていました。
オ尚宮が娘のように思っていたのなら自分の娘も同然だという太祖 ワン・ゴンの言葉にはすごく感動したのですが、それならなぜオ尚宮を処刑したのと思わずにはいられません。

不穏な空気が漂っていたペガとウヒですが、やっぱり…。
ペガはワン・ソにとっても大事な存在なので、万が一死んでしまったらワン・ソはどうなってしまうのでしょうか。
そしてあの状況的に、ウヒが助かる道は絶対にないですよね…。

ペガにも辛い運命が待ち構えていました。
この感じだとワン・ウンとスンドク夫婦にも何かあるのではと、嫌な予感しかしません。
そう言えばヘ・スが見た未来のビジョンにも、不穏な光景が映っていました…。

麗18話のあらすじ(ネタバレあり)

教坊の下働きとして働くヘ・ス(IU)の前にあらわれたワン・ソ(イ・ジュンギ)。
1年前と変わらずヘ・スを想い続けるワン・ソをヘ・スは遠ざけようとします。
そんな中、合評会の日がやってきました。
復讐を果たすため、ウヒ(少女時代ソヒョン)は太祖 ワン・ゴン(チョ・ミンギ)に剣を向けますが――。

麗18話の胸キュン度

・胸キュン度★★★☆☆
変わらずヘ・スのことを想い続けるワン・ソ。
ヘ・スも視聴者も、変わってしまったワン・ウクの姿にショックを受けたばかりなので、変わらないワン・ソの愛が胸にしみました。

麗18話の推しどころ

ウヒがヘ・スに化粧をしてほしいと頼むシーン。
愛する人に覚えていてもらえるように綺麗にしてほしいというセリフは、かつてへ氏夫人が死ぬ直前にヘ・ス言ったものと同じセリフです。
このときへ氏夫人が覚えていてほしかったのは、ペガではなくワン・ウクでした。
そのことに苦しんだペガのことを思うと、感慨深いですね。

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ワン・ウクの狙い

ヨナ皇女(カン・ハンナ)に指輪を贈った第3皇子ワン・ヨ(ホン・ジョンヒョン)は「今の妻と離縁し、お前を皇后にする」と告げました。
そのとき第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)が部屋に入ってきました。
「私に尽くす約束を忘れるな」とワン・ウクに忠告し、部屋を出ていくワン・ヨ。
ヨナ皇女はワン・ウクに「なぜ皇位に就こうとせず、ワン・ヨの後押しをしているのか」と尋ねます。
「正胤(チョンユン)を退け即位しても逆賊になるだけ。だが逆賊を討った逆賊は英雄になる」
だから今はワン・ヨの陰にいた方がいいと言うワン・ウクに「もしヨ兄上が裏切ったら?」と返すヨナ皇女。
ヨナ皇女の指にはめられた指輪を見たワン・ウクは「そなたがいるではないか」と言いました。
「人質になれということですか」と不快感をあらわにするヨナ皇女に、ワン・ウクは「呼び名は何でもいい。我々は互いに借りが多い。助け合わねばな」
そう言って微笑んだワン・ウクを見つめ、息を吞むヨナ皇女。

下女として働くヘ・ス

皇宮を出た後、ヘ・ス(IU)は教坊の下女として働いていました。
周りの下女が口々に話す皇子たちの噂話に、ヘ・スは参加することなく黙々と洗濯をしています。
「茶美園(タミウォン)で働いていたときに、皇子様の姿を見たことはないのか」という下女たちの質問に「皇子様の話はしない方が身のためよ」と無表情で返すヘ・ス。
そんなヘ・スの態度が気に食わない下女たちは、ヘ・スに「あんたのせいでオ尚宮様が死んだんだって? あんたと関わると不幸になるって噂よ」と吐き捨てると、ヘ・スの洗い物を川に投げ捨てました。
下女たちに馬鹿にされながら川に飛び込み、洗濯物を拾うヘ・ス。
その様子を遠くから見ていたワン・ウクと第14皇子ワン・ジョン(ジス)。

変わってしまったワン・ウク

もう1年も経つのに、なぜヘ・スを助けに行かないのかとワン・ウクを責めるワン・ジョン。
「教坊の下働きは皇宮でもっとも卑しい身分だぞ」とワン・ウクは冷たく答えます。
「ウク兄上がス姉上を好いていたことも知っています。なにが事情があったんでしょう?」
ウク兄上らしくないと悲しそうな顔をしたワン・ジョンに、ワン・ウクは「陛下の決定に逆らえば私も殺される。そなたも注意しろ」と忠告だけ残してその場を去ってしまいました。
やるせなさでため息をつくワン・ジョン。

ヘ・スとワン・ウクの別れ

夜、川辺で一人ぽつんと握り飯を食べているヘ・スのもとにワン・ウクがやって来ました。
ヘ・スがまだ足を引きずっていることを気にするワン・ウクに、ヘ・スは他人行儀な態度を取ります。
陛下の怒りがおさまらないため婚姻の話すら口に出せないと言うワン・ウクを責めるヘ・ス。
「ウク皇子様は私に会いたかったですか? 一度でも恋しいと思ったことはありますか?」
涙目で尋ねるヘ・スに、ワン・ウクは「毎日。いつも恋しかった」と震える声で答えました。
「ならいいです。…いいのです」力無く答えたヘ・ス。
自分が力を持てばヘ・スの境遇も変わるはずと言うワン・ウクに、ヘ・スは危険を冒さないでほしいと頼みました。
「そなたも体を大事に。でないと私が苦しい」
涙をこらえてそう告げ、きびすを返したワン・ウクは振り返ることなく立ち去りました。
涙を流しながら一人立ち尽くすヘ・ス。

ワン・ソの帰還

第4皇子ワン・ソ(イ・ジュンギ)が後晋から帰還しました。
後晋がじきに契丹と戦をはじめそうなこと、しかし勝機はないことを報告したワン・ソに、太祖 ワン・ゴン(チョ・ミンギ)は「では契丹へ行け」と命じました。
「嫌です。約束を破られたのでもう従いません」即答したワン・ソに太祖 ワン・ゴンは激怒しました。
「皇帝になる気はありません。正胤(チョンユン)の味方でいてほしいのなら、私を自由にしてください」
私も人間らしく生きたいのですとはっきり告げたワン・ソは部屋を出て行きました。
激怒するかと思われた太祖 ワン・ゴンですが、なぜかその口元には笑みが浮かんでいました。
「やっと成長した。あれなら誰にも負けん。これで余も安心してあの世へ行ける」
己の最期が近いことを悟っている様子の太祖 ワン・ゴンは、心の準備をしておくようにと命じました。

ワン・ソとの再会

洗濯物を干しているヘ・スの前にあらわれたワン・ソは「会いたかった」と、ヘ・スを後ろから抱きしめました。
ヘ・スを見つめたワン・ソは「変わらない。きれいだ」とヘ・スの手を取りました。
ワン・ソが仮面をつけていることに驚いたヘ・スは、何かあったのかと心配します。
「お前を忘れないためだ。必ず戻ってお前に会うためだ」そう言って仮面を外すワン・ソ。
自分が何とかするからここを出ようと言うワン・ソに、ヘ・スは放っておいてほしいと懇願します。
「(私のことは諦めてください。私のために自分を捨てないで)」
本心を隠したまま、ヘ・スはワン・ソに告げます。
「一番避けたい人はソ皇子様です。会えばつらい過去を思い出すから」
何も言い返すことができないワン・ソは、切ない表情で去っていくヘ・スの後ろ姿をただ見つめていました。

チェ・ジモンの計らい

食欲がなく、茶すら飲もうとしない太祖 ワン・ゴンに、チェ・ジモン(キム・ソンギュン)はいつもとは違う茶を差し出しました。
「新入りの女官が新しい配合を試したそうです」
一口飲んでヘ・スが入れた茶だと気づいた太祖 ワン・ゴンは、ヘ・スを連れて来るようチェ・ジモンに命じました。

ヨナ皇女の求婚

ワン・ソのもとを訪ねたヨナ皇女は「婚約してほしい」とワン・ソに頼みました。
突然のことに驚くワン・ソに、ヨナ皇女は「私を満たしてくれるものはただ一つ、皇位だけです」と告げます。
「見当違いだ。私はお前の望みを叶えられぬ」
あっさり断られたヨナ皇女は、女としてワン・ソを慕っているのだと言いました。
けれどワン・ソは、意中の相手がいるのだとヨナ皇女の言葉に首を振りました。
「ヘ・スのことですか? あの娘は兄上の未来を拒みます」
「スがいなければ未来を描けなかった。今話しながら確信した。私にはヘ・スがすべてだ」

太祖 ワン・ゴンの忠告

太祖 ワン・ゴンの前に通されたヘ・スは、太祖 ワン・ゴンの様子が亡くなる前の自分の祖父とそっくりなことに気がつきます。
太祖 ワン・ゴンはヘ・スに「お前はどこから来た?」と尋ねました。
驚くヘ・スに太祖 ワン・ゴンは、オ尚宮の死後ヘ・スについて調べたこと、その結果、どう考えても人が入れ替わったとしか思えないことを告げました。
「お前は恐らくジモンと同じだろう。先のことが分かる」
ヘ・スの反応から、図星であることを悟った太祖 ワン・ゴンは、ヘ・スに「これから起こることをお前はすべて見ることになるだろう。だとしても何もするな」と忠告します。
いっそのこと遠くに行かせてほしいと願うヘ・スに「皇宮で起こることに無関心でいられない限り、どこに行っても同じだ」と言う太祖 ワン・ゴン。
「先のことにとらわれ、今あるものを失うな」
そう言って太祖 ワン・ゴンは「スヨンの娘も同然なら、余も娘と思い忠告する」と微笑みました。

ウヒの傷跡

第13皇子ペガ(ナム・ジュヒョク)の吹く笛の音に合わせて舞うウヒ(少女時代ソヒョン)は、剣舞に失敗して剣で腕を切ってしまいます。
心配したペガがウヒの服の裾をめくると、その手首には無数の切り傷が残っていました。
「何があったか――聞けないよな」
戸惑いながら言ったペガの言葉に無言でうなずくウヒ。
「じゃあ抱きしめるのは?」
驚いて首を振ろうとするウヒを無理やり抱きしめるペガ。
「つらい時にそばにいられずすまない」
「出会う前のことよ」
「だからだ。そなたを知らず、すまない。もう二度と苦しい思いはさせない」
信じろ、というペガの言葉にウヒは涙を浮かべますが、すぐにその腕を振りほどきました。
「何ができる? お前に期待などしていない」
言い捨ててそのまま立ち去ってしまうウヒ。

ウヒの願い

座り込んでいるウヒの前を偶然ヘ・スは、ペガと何かあったのかと声をかけました。
「こんな身分でなければ、あの人と会うことはなかった…」
寂しそうにつぶやくウヒに、ヘ・スは「ペガ様はあなたのためにここに来てるのだから、冷たくしないであげて」と言います。
「いや、もう会うことはない。私はもうすぐここを去るから」
どこに去るのかと尋ねるヘ・スに、ウヒは「私たちは手首の傷がきっかで仲良くなったけど、今までもこれからも、傷ができた理由は聞かないことにしょう。そうすれば何かあったときに巻き込まずに済むから」
ウヒの言葉で事情を察したヘ・スはそれ以上何も聞きませんでした。
明日の合評会で化粧をしてほしいとヘ・スに頼むウヒ。
「一度見たら忘れられないほど、きれいにして」
ウヒの真剣な表情に何かを悟ったヘ・ス。

ワン・ウクとワン・ヨの策略

合評会当日、体調が優れない太祖 ワン・ゴンにワン・ヨは合評会を欠席することを勧めます。
反対に「陛下がご健在であることを示すべき」と出席を促すワン・ウク。
それが二人の策略であることを知らない太祖 ワン・ゴンは、合評会に出席することを決めます。

ワン・ソの求婚

合評会が行われている最中、ワン・ソは合評会に参加せず、ヘ・スのことを待っていました。
通りがかったヘ・スを捕まえたワン・ソは「私と夫婦になろう」と、ヘ・スから借りていた髪飾りを差し出しました。
婚姻すれば皇宮を出られると言うワン・ソの言葉をヘ・スは断ります。
「皇子様が皇帝になるとしたら、それでも皇宮を出ますか?」
問いかけるヘ・スに「私が皇帝ならついてくるか?」と問いで返すワン・ソ。
「お前に自由を与えたい一心で使臣の務めを果たしたが、それが叶わぬなら、皇帝の座など私には意味がない」
そう断言したワン・ソは、ヘ・スの手に髪飾りを握らせました。
「行こう。”私の人”」

ワン・ソとワン・ウクの亀裂

ワン・ソの誘いを断ろうとヘ・スが一歩下がったとき、ワン・ウクがあらわれました。
驚いて逃げるようにその場を立ち去るヘ・ス。
追いかけようとしたワン・ソをワン・ウクが止めました。
「皇子と下働きが婚姻? スをからかうな」
「私は本気だ」とワン・ウクの手を振り払ったワン・ソに、ワン・ウクは「スを不幸にしたのはそなただ」と言いました。
皇后 ユ氏とワン・ソの争いに巻き込まれたせいでヘ・スは皇宮を出ることになったのだとワン・ソを責めるワン・ウク。
言い返すようにワン・ソはヘ・スを助けられなかったワン・ウクを責めました。
かっとなったワン・ウクはワン・ソの胸倉をつかみ上げます。

ウヒの計画

その頃、合評会ではついにウヒの出番がやってきました。
臣下たちの後ろからウヒの剣舞を見守るペガ。
舞うウヒの目線が一心に太祖 ワン・ゴンに注がれていることに気づいたペガは、ウヒがいつも同じ振り付けを間違っていたことを思い出します。
ウヒが太祖 ワン・ゴンに向けて剣を構えた瞬間、ウヒの前にペガが飛び出しました。
ウヒの剣はペガの体を貫きました。驚いて目を見開くウヒ。

麗18話の挿入歌・ロケ地

恐れていたことがついに起こってしまいました。
そんな激動の麗18話の挿入歌とロケ地をチェックしてみましょう!

麗18話の挿入歌

・風/ジョン・スンファン
⇒ヘ・スとワン・ソが再開するシーン
・恋のような 違うような/ペク・アヨン
⇒ペガがウヒを抱きしめるシーン
・風/ジョン・スンファン
⇒ペガがウヒに刺されるシーン

麗18話のロケ地

・皇宮(扶余 百済文化団地)
・ワン・ウクの屋敷(江陵 船橋荘)
・ワン・ソが後晋から帰還するシーン(芙蓉臺)

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